印刷物が3色でできていることを発見し、色の3原色について知ってもらいます(光の反射により色が見えること、混色で様々な色ができること)。また、その『色』があることで円滑な情報伝達が可能になり、身の回りの生活が豊かになっていることを知ってもらいます。

| タイトル |
色の不思議 |
|---|---|
| 単元名 |
からだのつくりとはたらき 生き物の暮らしと自然かんきょう |
| 実験・観察 |
【実験】印刷物をルーペでのぞいてみよう 三色の小さな粒々でできていることを確認 シアン・マゼンタ・イエローの色ですべての色がつくれる? 【実験】色粘土を使っていろいろな色を作ってみる シアン、マゼンタ、イエローを2色ずつまぜると何の色になるか予想⇒実践 【観察】 印刷の最新技術が搭載された機器を使ってお土産のプリントアウト。また最新の印刷技術で作った3D印刷を紹介する。 |
| 実施日 |
船橋市内小学校 2011年1月25日 茂原市立豊岡小学校 2011年2月8日 南房総市立富浦小学校 2011年2月15日 流山市立小山小学校 2011年2月16日 |
|---|---|
| 実施校 |
船橋市内小学校 6年2クラス 茂原市立豊岡小学校 6年2クラス 南房総市立富浦小学校 6年1クラス 流山市立小山小学校 6年2クラス |

上皿天秤、分銅、小麦粘土(シアン、マゼンタ、イエロー、ホワイト)、色相関台紙、3色刷り印刷フィルム・印刷、4色刷り印刷フィルム・印刷、ルーペ、ルーペの使い方を練習する台紙、プリントラッシュ(最新の印刷技術が搭載された機械)、3D印刷物
体験と実験が沢山用意された授業。講義、体験・実験、講義、と児童の学びを助ける講義の組み立てになっている。
大日本印刷さんの最後の実施校は、つくばエキスプレス線が走っている流山市にある、小山小学校です。小山小学校は、2年前に駅前から移動して、校舎が新設されました。近代的な作りの校舎は、窓も多く、オープンな空間でのびのびと学習できる環境が整っています。そんな小山小学校では、6年生の2クラス、合計50名の生徒に実験教室を行ってきました。
今回の実施では、小山小学校の先生方が、授業の位置づけと感想を授業の前後でしっかりと説明してくれたので、授業の目的がはっきりとしてとてもいい形で授業に入ることができました。第一回目の講義を担当したのは、本プロジェクトのリーダーを務める五十嵐さん。生徒に親近感が沸く優しい話し方で講義を進めていました。第二回目の講義の担当は清水さん。最初からプロジェクトに深く関わっていたメンバーの一人です。
4回目の実施ということで、TAのメンバーの方々もとても上手に実験の補佐をしていました。 予定どうり、班ごととクラス全体の写真をその場でプリントアウトすることで、生徒は大日本印刷の新技術を肌で感じることができました。 後半の3D印刷の紹介には歓声もあげていました。
1月から2月にかけて、合計4回の実施でした。昨年9月から開発を始め、半年でプログラムを作り上げ実施までもっていきました。 大日本印刷のみなさん、大変お疲れ様でした!
大日本印刷さんの3回目の実施は、東京湾の海岸と富士山が一望できる立地にある、南房総富浦小学校で行われました。 前夜から朝方にかけて雪がふったこの日は、都内からバスで移動し、午前10時には現地入りしました。
富浦小学校では、6年生の1クラス、33名に向けて実験教室を実施しました。講師を務めたのは、研究者である吉田さん。実施前には、学会で話したことはたくさんあるけれども、子ども達に対して話したことがないから不安と言っていいましたが、授業が始まると同時に、言葉遣いなど、わかりやすいように工夫していました。 生徒への問いかけも良く行われていて、子ども達の興味を引いていました。
実験中は、TAのメンバーが丁寧に実験を補佐。子供たちは身を乗り出して、興味深く実験を行っていました。実験教室後は、班ごとの写真、そして最後にはクラス全体の写真をプリントラッシュを使って印刷しました。 きれいに印刷された写真を見て、子ども達はとても喜んでいました。授業の終わりには、教室に残って講師に質問をする子どももいました。大成功の実施でした。
次回の実施はいよいよ最終回です。頑張っていきましょう!
大日本印刷さんの第二回目の実施は、2月8日、茂原市立豊岡小学校で行われました。授業を受けたのは6年生の2クラス、合計で50名でした。
今回の実施では、船橋市立南本町小学校での実施から、ひとつ新しい内容が追加されました。プログラムの後半に、色の不思議を話して、新しい印刷技術を紹介した後に、最新の印刷技術を使って作られた3D印刷です。この印刷は、3D眼鏡を使わずにも絵を立体的に見ることができます。プリントラッシュの紹介で盛り上がった後に、3D印刷を紹介し、さらに子どもたちが湧き上がります。
2クラスの実施が終わった後に、先生方にフィードバックを頂きました。先生方も、とても良い授業だった、との感想を述べてくれました。ひとつ、議論としてあげられたのは、「色弱、色盲」の子どもに対するケアです。先生方、コーディネーターともに、この点については様々な意見を出しあいました。小学校では、色弱の子が識別し難い、という現状の中、そういった子ども達にとって色の話をすることはどのように伝わるのでしょうか。色の見え方は、3つのセンサーが正常であっても、幾らかの個人差はあります。色弱の子も含めて、人間お目の仕組みについて学ぶのは、有益な学びに繋がるのではないでしょうか。
大日本印刷さんの実施は、残り2校です。 頑張っていきましょう!
今年度4回の実施の中で、最終の事前打ち合わせは、流山市立小山小学校で行われました。小山小学校の校舎は、2年前に駅前から移動し、新しく建て直されました。広々とした校舎の中の一室で6年生の教員2人、主任の先生を迎えて事前打ち合わせが行われました。
先生方に、実際にルーペを使って印刷物を観察してもらったり、粘土を使って色の仕組みを紹介します。毎回の事前打ち合わせ同様に、事業の概要の説明から、当日のプログラムの説明を行いました。
他の学校同様に、先生方はプログラム内容について非常に興味を示していました。また、授業内容について、先生方からたくさん質問もいただきました。そのひとつは「黒インクはシアン、マゼンタ、イエローをまぜてつくられているの?」という質問でした。
論理上、色の三原色を混ぜると黒ができますが、授業内でも触れるように、三色のバランスが非常に大切になってきます。その手間を省くために、黒インクは黒インクとして作られているそうです。企業の人がよく知っているインクの作り方の知識などを、通常の理科授業では学べない知識が子供たちに伝わるのがこの事業の醍醐味ですね。
実施は2月16日、6年生の2クラス、合計50名を対象に行われます。