教科書やノートや筆記用具、ゲーム機、自動車など、私たちの身のまわりにあるモノには、色んな色がついています。こうした人が作るモノのほとんどは、いろいろな化学の力を使って色をつけています。今回の授業では、水と油の性質を利用した「印刷」や、水溶液を使って色の元「顔料」を作る実験をつうじて、知恵と工夫で「いろいろな色が作れる」ことを学びます。

| タイトル |
暮らしをカラフルにする化学の力 |
|---|---|
| 単元名 |
からだのつくりとはたらき 生き物の暮らしと自然かんきょう |
| 実験・観察 |
【実験】平版印刷実験 水と油の反発を利用した印刷技術を体験する。 【実験】化学合成実験 化学合成によって、鉄くぎから色の元(顔料)を作る。 |
| 実施日 |
館山市立西岬小学校 2011年1月31日 大多喜町老川小学校 2011年2月9日 松戸市立松ヶ丘小学校 2011年2月17日 市原市立牧園小学校 2011年2月25日 |
|---|---|
| 実施校 |
館山市立西岬小学校 6年1クラス 大多喜町老川小学校 5,6年2クラス 松戸市立松ヶ丘小学校 6年3クラス 市原市立牧園小学校 6年 3クラス |

ローラー、インク、紙、タオル、フェロシアン化カリウム、オキシドール、鉄釘、希塩酸、三角フラスコ、100ml
今回の実施は、松戸市にある松ヶ丘小学校です。ここでは、6年生の3クラス、合計89名の子供たちに向けて特別授業を実施しました。
今回の実施では、三菱総合研究所の方や、松戸市教育委員会の方が見学にも来てくれました。3回の実施もスムーズに行き、子供たちもとても楽しんでいるようでした。
松戸市教育委員会の方も、「本当にすばらしい授業で感動しました。ぜひ、来年度も松戸市の学校で実施を検討してください。松戸市は、こういう授業を求めています。」とお褒めの言葉を頂きました。 みなさん、大変お疲れ様でした。
今回の実施は、大多喜町立老川小学校の全学年に対して実験教室が行われました。DICさんが行う今年度の実施の中で、全学年対象は初めてです。 対象する学年によって、講義の内容や説明の難しさ等と調節する必要があり、プロジェクトメンバーの方々にとっては大きなチャレンジとなりました。
など、先生型からのフィードバックでは先生方から良いフィードバックを頂きました。 過酸化水素水を入れて黄色というハプニングにも見舞われましたが、最後まで落ち着いて実施ができたと思います。 実験教室実施後は先生方を含めたメンバーの方々と一緒に、次の実施に向けての改善点やアドバイスを話し合いました。お疲れ様でした。
本日は、実験の内容を検討しました。
印刷技術、インクの顔料の作り方。
どんな技術を伝えると、児童の身近な理科とつながるのか?
児童にとってDIC株式会社だからこそ伝えられるのはどんことなのか?
印刷技術の一つとして、親水性・親油性を利用して行う平版印刷があります。
デザインの書かれた見た目には真っ平らな金板にインクを付け、小学校の版画のように紙に写すと、きれいなデザインがうつされます。
これは、インクの性質の一つを利用して行うことのできる印刷技術。
今日の打合せではこちらの技術を、うまく水溶液の性質と結び付けて話すことができるか、実験をしながら考えました。
今日から、DIC株式会社(旧:大日本インキ株式会社)の皆さんとオリジナルの教室プログラムの企画開発会議が始まります。教育CSR活動の小学校向け理科カリキュラム開発の始動です。
DIC株式会社と言えば、“色”。インクと印刷の会社ですね。
現在、何色くらいの色を作ることができるのでしょうか?
本社ビルにもおいてあるカラーガイドには、1冊300色~1000色が収録してあり、それらが何冊も置いてありました。
さまざまな色を見ているだけでも、気持ちもわくわくしてきます。
“色”には不思議な力がありそうです。
そんな不思議な力が感じられたり、インクにひそむサイエンスを子どもたちと一緒に楽しめる授業を作っていきます。
次回は、インクの作り方としての化学、3原色と眼の関係など、授業の単元と「伝えたいこと」を検討します。